カルチャー加藤くんの文化活動

映画、本、喫茶店、文具、音楽、ファッション、アート、お笑いとかのカルチャーのはなし

北野武監督「首」の最高だったところ1選(ネタバレ)

ビートたけしさんが着ていたficceのセーターを着る加藤くん 北野武監督の最新作「首」見てきました。たけしさんが描くバイオレンスな時代劇。最高なポイントは沢山あったのですが、個人的にいいなと思ったところ一つに絞りました。 それは、秀吉の使いを演じ…

半信半疑で買った服の方が好きになる

好きだけどあまりお金も使ってないし買い物といえばほぼメルカリの僕が服について語るのも憚られるんですが、今回は服の話をしようと思います。僕は「半信半疑で買った服の方が好きになる」という感覚があります。半信半疑で買った服というのは、「これかっ…

「〇〇だよね、知らんけど。」っていう表現が大嫌い

最近SNSで「〇〇だよね、知らんけど。」という表現をよく見かけます。ぼくはこの表現が大っ嫌いです。さんざ語っておいて、知らんけど。じゃねえよと思います。具体的な話をするとぼくのSNS上にその手のコメントが付いた時、イラッとしたことがありました。…

TikTokのアンチコメント1000本ノック

僕は「昭和加藤」という擬似昭和映像のTikTokをやっています。そのTikTokにまたにアンチコメントというか失礼なコメント付くことがあります。不快なのですが、僕は基本的にコメント削除はしていません。なぜなら、アンチコメントに対して気の利いた返しやス…

2022年に買ったスーツ4着をレビューする

2022年にメルカリとヤフオクを駆使して購入したスーツ4着の感想を、時系列順に書いていきます。去年は大きく分けて2種類のスーツを探していました。舞台衣装として着る肩パッドが入っていて、襟が大きく、ズボンの裾が広がっている華やかな70年代型のスーツ…

西村賢太さんの私小説「芝公園六角堂跡 」の衝撃(ネタバレあり)

芝公園六角堂跡 狂える藤澤淸造の残影 今月5日西村賢太さんが亡くなった。タクシーで意識を失い病院に運ばれたがそのまま息を引き取ったらしい。ぼくは訃報を聞いたときああ残念だなと思うと同時に「まあそうだよな」と納得していた。というのも西村さんの…

カルチャー加藤くんのスポーツとの別れと子連れ狼

僕はスポーツをやったことがない。体育の時間とか小学校低学年のころ習い事でスイミングスクールや空手には通っていたけど、どちらも好きになることなくなんとなくやめたし、中学高校に至っては全く運動部に入っていない。スポーツをやったことがないという…

お笑いファンは私小説家の西村賢太さんを好きになるはず

ぼくは小説家の西村賢太さんが好きだ。それは西村賢太さんの書く作品だけ好き、ということではなくて西村賢太さんその人も同時に好き、ということだ。この感覚はお笑い芸人を好きになる感覚と似ている。例えば僕は松本人志さんが好きなのだけどそれは松本人…

人を傷つけない「優しい笑い」?

◼️人を傷つけない「優しい時代」 M-1グランプリ2019が終わってミルクボーイさんぺこぱさんなどが人を傷つけない「優しい笑い」だと話題になった。ほんとに優しいかどうかは置いておいて、ここ最近お笑いに限らず世間は「優しい」を求めているんじゃないかな…

シベリア抑留を経験した詩人石原吉郎さんとダウンタウン松本人志さんの共通点を見つけた

歌人の穂村弘さんのエッセイを読んでいて、面白いエピソードがあった。穂村弘さんのエッセイについては前にもこのブログで書いたので、こちら突き抜けるほどに、非常に面白いので読んでいただければと思います↓ 初デートで女の子の料理に虫が止まったらどう…

僕の恋愛バイブル「しゃべくり007・ゲスト爆笑問題 田中裕二さん」の回

中学の頃からの爆笑問題ファンである僕はまだ見たことのない爆笑問題の昔のテレビ番組やゲスト出演した番組をインターネット上で探す、爆笑問題動画digを日課としている。その中で見つけた、と言ってもリアルタイムで一度見たことはあったのだが「しゃべくり…

初デートで女の子の料理に虫が止まったらどう対応するのがベターか?(by穂村弘)

↑(穂村弘さんのオススメのエッセイ) ◼️はじめに ぼくは歌人の穂村弘さんのエッセイが好きで、エッセイ集の半分くらいは読んでいる。なぜ好きなのかというと内容がすごく内向的で細かくて怖がりで、同じ性質を持つ僕としてはすごく共感できるからだ。どんなテ…

牛久大仏は変

今から一年程前、茨城県に高々とそびえ立つ、牛久大仏に参じる機会があった。今回はその時に感じた「牛久大仏に対する違和感」についてお話ししたい。はっきりいうとかなりどうでもいい話だと思うし、周りのひと数人にもこの話をしたのだけれど、笑ってくれ…

マッチングアプリTinderをやって、僕は一生ギャルと付き合うことができないと悟ってしまった

◼️はじめに ギャルと付き合えないというのは、一抹の寂しさを感じるものである。 ぼくは女性の属性として特にギャルが好き。というわけではない。ただ男からするとギャルという一大ジャンルは意識せざるを得ないというか、ロマンを感ずる何かがあるもので、…

PARCOポスター展(in調布PARCO )を、Photoでもって皆さんと共有

(調布PARCO) 東京では渋谷、池袋などに陣取りカルチャー感漂うファッション小売施設としての立ち位置を確固たるものにしているPARCOが、なぜか私の地元である東京の片田舎、調布駅前にもそびえ立っている。 これは非常におかしな話で、例えば銀座、丸の内、…

てれびのスキマ「爆笑問題はなぜ“つまらない”ボケを繰り返すのか?」にカルチャー加藤くんが勝手に補足。

◾️爆笑問題に恋した瞬間 (いきなりですが!この項は、すごく個人的な内容で本文とは関係ないので、読み飛ばしていただいても結構です!) ぼくは爆笑問題が大好きです。 この好きはLikeではなくLoveです。ふざけているのではなく率直に、この感情は恋です。と…

ぼくがなぜラッパーのtohjiが大天才で、世界から戦争をなくすと考えているのか

ぼくはラッパーのtohjiを大天才だと思っています。そしてtohjiが世界を変える、いずれは戦争のない平和で楽しい世界にしてくれると信じています。 その理由をウェブ上でみれるインタビュー記事での発言を引用して、解説します! なぜミュージシャンなのに曲…